遠隔地からのアパート探し
2009年 02月 02日
私は今日本に来ていて、相手はイギリスにいるので
うちらは今月ブエノスアイレスに戻ってから引越しする家を、遠隔から探しています。
もちろん今はネットがあるから、そんなに大変ではないねんけど、って
大変は大変なんかもしらんけど、先の見えない大変さではなくて
暇と手間をかけるにこしたことがない、という「めんどくさい系」の大変さ。
業者以外にも、友人にメールしまくって、口コミで紹介を受けたり、
という、これってすこぶる原始的な(面倒くさい)やり方やねんけど
案外いい案件を運んでくれるねん。
ブエノスアイレスはアメリカやヨーロッパの人らが
セカンドハウス的にマンションを持っているケースも多くて、
彼らが祖国に居る間に空になっているマンションをレンタルするケースも多いし、
あと、金融機関への信頼性が低いから、
投資先として土地やアパートを購入するパーセントが高いこともあって、
友人達をあたるのも悪くない選択肢、というわけで。
まあ、めんどくさいけどなー(ってもういいって?)。
安心があるから悪くない。
写真のおかげで雰囲気とか-ある程度までは-わかるから
それでやっと選択肢をしぼった、という。
お疲れさまなのだ。
借りる期間によって、交渉する時の値段が変わるから
「っていうか、あとどれくらいブエノスアイレスにいるん?」という基本の質問からはじめたで。
私のなかでは、ブエノスアイレスにべったりと生活するのは
もう卒業していいかなあという思いがある。
仕事は、
こういう生き方やから強みにできることがブランドとなるものを構築し続けていこうと思うし
タンゴへの静かな情熱は一生のお付き合いやと思うから
アルゼンチンにべったりおらんと嫌だー、という時期は過ぎてるし
相手の事業のことも含めて
1年に数ヶ月は脚を踏み入れる思い入れの深い国であることは確かやから、
まあ、それは
アルゼンチンという国と自分とがもつ関係への自信みたいなんもあって
拠点としての生活地点を異動させてもいいんじゃないか、との思いがあるしな。
「今年中には拠点移そうー」的なことを言いながら、
これは私の中ではけっこう本気やけど、
でもお互いがしていることにも、時期と場所があるから、
それは大切にしたいと思う。
これまでとは違って、
自分が行きたいからすぐ行きます、の世界ではないから
好奇心や興味だけじゃなくて、それ以上の計画性もいるし
相手との話しあいも、理解もいるし
それを遂行するほど自分をコンビンスさせるものがいるのかもしれないけど
自分にとっていいことは、
それにいい時期にやってくるから、という姿勢がわいてきたのは
年の功、ということで、
そういうGo-Goでない姿勢、落ち着いた積極性、というの?
がうみだすものを楽しみにもしてる。
大田朋子
by Tomoko_Ota
| 2009-02-02 15:51
| ■大田朋子